農業で国起こし
目指せ！食料自給率１００％！
綾町やイスラエルから学ぶ農業
人が移住する街を作り、多くの農産物を生み出す。食料自給率を100%以上にするのは、もとより、豊かな収入を得て、人々がわき、あいあいと暮らせる。そんな国づくりを目指そうではないか。九州綾町に学び、国としてはイスラエルに
学ぼうではないか。
人が移住する街を作り、多くの農産物を生み出す。食料自給率を100%以上にするのは、もとより、豊かな収入を得て、人々がわき、あいあいと暮らせる。そんな国づくりを目指そうではないか。九州綾町に学び、国としてはイスラエルに
学ぼうではないか。
①国起しの成功例 ゆうき農業の街に学ぼう!
綾町 (あやちょう)は、宮崎県の中西部に位置する町で、東諸県郡に属する。 「有機農業の町」、「照葉樹林都市」 などをスローガンとする町おこしの成功例として知られ、 自然の中での人間らしい生活を求める全国各地からの移住者が後を絶たない。
子育て出産インセンティブ政策を加えればより生活しやすい、生活コスト
のかからない田舎へと子育て家庭は向かうのではないか。これは良い
循環を日本に生み出すと考える。
まちづくりに成功した綾町の経験
今から半世紀前の高度経済成長真っ盛りの1960年代後半当時「夜逃げの町」「人も住めない町」などと言われた人口7,000の過疎の町が変わったのだった。
②農業生産 50倍の国、イスラエルに学ぶ。
国土の60%が乾燥地帯に属し、水資源に乏しい国であるのにも関わら
ず、農産物に関しては日本の50倍もの生産性を持っている国、イスラ
エルに学ぼうではないか。
中東に位置するイスラエルは、 多くの日本人がイメージするように砂漠
の国であり、国土の60%以上が乾燥地に覆われています。
従事者の数も40分の1未満であります。 水が豊富で豊か
雨季は11月から4月までの期間しかなく、 その降雨量も北部で平均
700ミリ、南部では50ミリ以下と非常に少なくなっています。 ちなみに日
本の年間降水量は約1700ミリです。います。
この数値だけを見れば、 どう考えてもイスラエルには水がなく、当然なが
ら水がなければ食物も育たないので、イスラエルで農業をやることは非
常に困難であり、 食料自給率も低く、 多くの食料を海外から輸入している
ように思われるかもしれません。
ところが矛盾するようですが、 イスラエルは砂漠の国でもありながらも実
は世界有数の農業立国でもあり、食料自給率は 100%に近く、自国で自
給するだけでなくヨーロッパを中心に多くの農産物を世界中に輸出して
います。のではないか。
そのイスラエルの農産物 (加工品を含む) の輸出額は2,541億円 (2007
年)であり、これは日本の農産物輸出額とほぼ同水準でありますが、 人
口700万人のイスラエルは四国より少し大きい程度の国土であり、農業
従事者の数も40分の1未満であります。 水が豊富で豊かな土壌に恵
まれた日本とは異なり、イスラエルは国土の60%が乾燥地帯に属し、水
資源に乏しい国であるのにも関わらず、 農産物に関しては日本の50倍
もの生産性を持っているともいわれています。
「国土が小さく、雨の少ない国で、どうやって農産物を自給する、 それど
ころか輸出までが可能としたのか?」という疑問が生じるかもしれません
が、こういった過酷な条件下であるからこそ、 ユダヤ人は一生懸命考え
て知恵を使い、短期間のうちに血のにじむような努力によって不可能を
可能へと変えてきました。